昨日はここアメリカでは感謝祭の日だった。伝統的には七面鳥を焼いてマッシュポテトを食べるのだが、我が家では寿司やオムライスなどを作って食べた。七面鳥はあまり口に合わないのだ。感謝祭の次の日である今日はどこの店でも感謝祭セールというのがあり、朝の5時ぐらいから店が開いている。アメリカに来てから約9年が経とうとしているがそんなに朝早くセールに出かけたこともなかったし出かけようとも思わなかった。しかし今年はWiiの発売ということもあり、朝の4時半ぐらいに起きて一人で近くのWalmartに行ってみた。
私が住んでいるコビングトン市はあまり大きな町ではないが朝の5時というのにほとんど駐車する場所がないくらい混んでいた。朝の5時からこんなに人が並んでいるなんてきっとめちゃめちゃ安いに違いないと思って入ったが2,3の商品を除いては特別すごいというほどでもなかった。サムスンの5MPデジタルカメラが88ドルで安いと思い手に取ったがキャッシャーに近づくとやっぱりかなりの人たちが並んでいたのであきらめて店をでた。
店内を歩き回っている間に思った。アメリカを中心とする世界経済はやっぱり主に消費を基盤にして成り立っているんだなあと。とそんなときにこんなDVDに出くわした。クリントン政権時代の副大統領であるアル・ゴア氏が地球温暖化とそして私たちの生存の危機を説いたDVDを目にした。An Inconvenient Truth(不便な真実)という主題でこの地球温暖化の危機をあらゆる現象を取り上げ説明し、私たちは何をすればいいのかを教えてくれるそうなのだ。結局Walmartでは長蛇の列で買えなかったのでAmazonで注文した。
誰だったか忘れたけどある社民党の政治家が「日本の経済は消費の経済だからけしからん」みたいなことを言っていた。ではそれに変わる経済の仕組みは提案できるんですか?と突っ込みたくなった。技術が進んできた今ではサービスによる経済もかなり占めてきているが、それでも消費による経済のほうが大部分を占めるのではないだろうか。確かに今の技術を持って消費中心の経済は地球にはよくない。でも消費が悪いというのではなくて逆に消費そのものは人間が生きていくうえで必要だと考える。では消費で何が悪いかというと過剰な消費とそれに伴う環境破壊だ。逆に考えるといくら消費をしてもそれが環境に影響を与えなければいいのだ。そういった意味で日本が先頭となり開発しているエネルギー効率のいいエンジンや石油以外の環境にやさしいエネルギー源を使うエンジンなどその他の技術はとてもこれからもっと大切になってくると思う。
地球温暖化や環境破壊は言われて久しいがアメリカにおいても日本においても政治家の多くの人たちはあまり大変な問題と認識していないのではないだろうか。特にアメリカの共和党のおっさんたちは金のなる木の石油に目がない。人類が生まれてからたったの200万年。一億年ぐらいは生き延びてほしいものだ。





